公開日 2026年3月18日
更新日 2026年3月17日
令和8年4月1日から、新たにRSウイルスの定期予防接種を開始予定です。
接種対象者は「妊娠28週0日から36週6日の妊婦」で、無料(全額公費負担)で接種を受けることができます。
妊娠中に接種することで、お母さんの抗体が赤ちゃんへ移行し、乳児期(生後6か月程度まで)におけるRSウイルス感染症の重症化を予防することができます。
接種を希望する場合は、ワクチンの効果や副反応について、よくご理解いただいた上で接種をご検討ください。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「RSウイルスワクチン」をご覧ください。
RSウイルス感染症とは
- RSウイルスは、年齢を問わず感染し、何度も繰り返し感染する急性の呼吸器感染症の原因ウイルスです。特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、重い呼吸器症状を起こすことがあります。
- 1歳までに50%以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも1度は感染するとされています。
- 感染すると、通常2~8日の潜伏期間の後、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続きます。
- 一部の方では、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出現することがあります。
- 初めて感染した乳幼児のおおよそ7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーして呼吸しにくい状態)や呼吸困難、細気管支炎などを起こし、重症化することがあります。
- 治療は、解熱剤や水分補給など症状に応じた治療(対症療法)が中心で、重症化した場合には酸素投与、点滴、呼吸管理などを行います。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「RSウイルス感染症」をご覧ください。
母子免疫ワクチンとは
生まれたばかりの乳児は免疫機能が未熟で、自分で十分な量の抗体をつくることが難しいとされています。
母子免疫ワクチンとは、妊婦の方がワクチン接種を受けることで母体内に抗体が作られ、その抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた赤ちゃんが出生直後から病原体に対する予防効果を得ることを目的としたワクチンです。
定期接種の概要
接種対象者
次のすべてに該当する方
- 接種日時点で、臼杵市に住民登録があること
- 妊娠28週0日から36週6日までの妊婦の方であること
※ワクチン接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないとされています。妊娠38週6日までに出産を予定している場合は、接種の適否について必ず主治医にご相談ください。
接種開始時期
令和8年4月1日(予定)
接種回数・接種可能期間
【接種回数】1回
【接種可能期間】妊娠28週0日から36週6日までの間
接種費用
無料(全額公費負担・自己負担なし)
※令和8年3月31日までに接種された場合は、公費助成の対象外です。
使用するワクチン
組換えRSウイルスワクチン「アブリスボR筋注用」
接種場所
臼杵市内の場合
以下の実施医療機関に事前連絡し、接種の予約をしてください。
| 医療機関 | 電話番号 |
|---|---|
| さくら産婦人科医院 |
0972-63-4103 |
| とうぼ小児科医院 | 0972-63-5811 |
※市外の医療機関についても受けられる場合がありますので、医療機関にご相談ください。
大分県外で接種する場合
里帰り等で県外接種を希望する場合は、市へ事前に申請が必要です。
以下リンク先にて内容確認のうえ、申請してください。
💻「県外で予防接種を受ける方へ」
接種時の持ち物
接種当日は、次のものをご持参ください。
- 本人確認ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 母子健康手帳
接種にあたっての注意事項
接種できない方
次の方は、接種できません。
- 明らかな発熱を呈している方
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
- 組換えワクチン(アブリスボR)の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方
接種に注意が必要な方
次のような方は、接種の可否や接種方法について、必ず事前に主治医とよく相談してください。
- 接種により妊娠高血圧症候群の発症リスクが上昇する可能性が報告されていることから、妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方、またはこれまでに妊娠高血圧症候群と診断されたことのある方
- 筋肉内注射での接種となるため、血小板減少症や凝固障害のある方、抗凝固療法を受けている方
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
- 予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
- けいれんを起こしたことがある方
- 免疫不全と診断されている方
- 近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
ワクチンの効果と副反応
ワクチンの効果
新生児から乳児期(生後6か月程度まで)におけるRSウイルスを原因とした重症化(下気道疾患)予防
ワクチンの副反応
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
また、頻度は不明ですが、ショック、アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群がみられることがあります。
予防接種を受けた後、以下のような症状が出た場合や、その他分からないことや気になる症状が発生した場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 発現割合 | 主な副反応(*ワクチンを接種した部位の症状) |
|---|---|
|
10%以上 |
疼痛*(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
|
10%未満 |
紅斑、腫脹 |
| 頻度不明 | 発疹、蕁麻疹 |


お問合せ
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