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ダニ媒介感染症(重症熱性血小板減少症候群)

公開日 2019年2月12日

更新日 2026年9月14日

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?

重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome :SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有するマダニを介して感染するダニ媒介感染症です。
2013年1月、SFTSの患者(2012年秋に発症)が国内で初めて確認されて以降、2020年まで毎年60~100名程度の患者が報告されていました。2021年以降は、毎年100名を超える患者が報告されています。

ウイルスにはどのようにして感染するのですか?

多くの場合、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染しています。また、SFTSウイルスに感染した猫や犬との接触により感染したと考えられる症例も報告されています。患者の体液との接触による人から人への感染も報告があります。
マダニと、食品などに発生するコナダニや衣類や寝具に発生するヒョウヒダニなど、家庭内に生息するダニとでは種類が異なります。マダニ類は、固い外皮に覆われた比較的大型(吸血前で3~4mm)のダニで、主に森林や草地などの屋外に生息しており、市街地周辺でも見られます。広くアジアやオセアニアに分布しますが、日本でも全国的に分布しています。

重症熱性血小板減少症候群にかかると、どのような症状が出ますか?

主な初期症状は発熱、全身倦怠感、消化器症状(食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)で、重症化し、死亡することもあります。

この病気にかからないために、どのように予防すればよいですか?

マダニに咬まれないようにすることが重要です。特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。これは、重症熱性血小板減少症候群だけではなく、国内で毎年多くの報告例がある、つつが虫病や日本紅斑熱など、ダニが媒介する他の疾患の予防のためにも有効です。
草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくすることが大事です。また、屋外活動後はマダニに咬まれていないか確認してください。
現在のところ、ウイルスに対して有効なワクチンはありません。

咬まれたときは、無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診療を受けてください。

この情報に関連する情報

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省ホームページ)

お問合せ

保険健康課

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