公開日 2023年12月20日
更新日 2024年5月28日
再活用のあり方検討市民会議のまとめ
約1ヶ月間(計4回)の市民会議を通して、参加者の皆さんには、旧野津高校跡地の再活用という問題に非常に熱心に取り組んでいただきました。世代や立場も異なるなかで多様な意見を認め合い、話し合いを重ねていく中で、参加者同士で共有できたことや共通認識として芽生えたものもあったようです。主なご意見などは以下の通りですが、市民会議全体の詳しい内容については、こちらの活動内容報告書をご覧ください。(画像をクリック)
参加者同士で共有できたこと(参加者アンケートより)
- 参加者の真剣な取組み、熱意・思い
- 野津地域の発展・活性化への気持ち
- 野津高校跡地を何とかしたいという思い
- 様々な意見があるということ
- 様々な事業が融合できれば良い、ということ
- 複合施設にした方が良い、ということ
- 高齢者や子育て、関係人口増につながればよい、ということ
再活用に向けて市に望むこと(参加者アンケートより)
- “何のため”に使うのかをきちんと考えたうえで検討を
- 野津を中心に臼杵市民が「あって良かった」と思える施設に
- 野津の市民が何の事業かを知ったうえで、喜んで参加し集う場所・ 市民の役に立つ施設に
- 野津のために、施設を有効に使ってほしい
- 多くの人が集まり楽しんでもらえる場所に
- 前の利活用事業者と同じことにならないようじっくり考えて
- 公費負担が少ないこと、集客力、公共性をメインに考えて
- 永続性、市民の納得、地域の活性化を基本に検討を
- 持続可能か、地域のためになるか、ということを重視して
- 建物はそのまま生かすように
- 災害時の活用も視野に入れて検討を
市民会議における共通認識
- 再活用にあたって最も重視すべき視点は“持続可能性”
- 敷地や施設が広大なため、分割して利活用を
- コストはできるだけ抑えて、必要なものは市民が納得できる説明を
第4回 再活用のあり方検討市民会議
第4回(3月3日)は、事業提案のふりかえりを行なったのち、敷地を4つのゾーンに分け、施設ごとに一番良いと思う再活用案と、それが良いと思う理由を考えるワークショップを行いました。
ワークショップの結果「再活用を検討するうえで重要だと思う視点」として多く挙げられたのは以下のようなことでした。(上位8つ)
- 安定した経営・運営のもと、持続可能であること
- 人を集め、賑わいを生み出すこと
- 再整備にかかる公費負担が少ないこと
- 地域住民の交流が盛んになること
- 管理運営にかかる公費負担が少ないこと
- 施設内の他の事業との相乗効果が期待できること
- 基幹産業である農林業の振興につながること
- 雇用の安定性、新たな雇用を生み出すこと
その後、各自が最適だと考える施設の再活用プランを作り、最後に再活用事業への思いなども交えて1人ずつ発表していただき、市民会議は幕を閉じました。
第3回 再活用のあり方検討市民会議
第3回(2月22日)も、前回に引き続き自らが主体となって再活用に取り組むアイデアのある企業や団体から、提出された事業提案のプレゼンテーションが行われました。
前回同様、提案者からのプレゼンテーションに参加者の皆さんも熱心に聞き入り、内容に関する質疑応答にも熱がこもっている様子が印象に残りました。12もの企業や団体から提出していただいた事業提案のプレゼンテーションはこれで終わり、いよいよ最終回(3月3日)を残すのみとなりました。
※事業提案書やスライドなど事業提案に関する資料は、提案者の権利保護の観点から「当日参加者にのみ配布し、終了後回収する」という条件で提出していただいているため、ホームページには掲載いたしません。ご了承ください。
第2回 再活用のあり方検討市民会議
第2回(2月15日)では、自らが主体となって再活用に取り組むアイデアのある6つの企業や団体から、市民会議の参加者向けに提出された事業提案のプレゼンテーションが行われました。
この事業提案は再活用の事業者を決めるためのものではありませんが、実際の施設の活用プランを具体的に説明されることで、市民会議の参加者もよりはっきりとイメージを持つことができたようです。
参加者から提案者に対する質問も活発に行われ、第1回で話し合われた重視すべき視点に照らしながら、示された再活用案の魅力や課題について意見が出されました。
市からの配布資料はこちら→第2回参考資料[PDF:1.47MB]
※事業提案書及びスライドは、提案者の権利保護の観点から「当日参加者にのみ配布し、終了後回収する」という条件で提出していただいているため、ホームページには掲載いたしません。ご了承ください。
第1回 再活用のあり方市民検討会議
第1回(2月4日)では、まず市から、これまでの再活用に向けた取組の報告や市民会議の進め方などの説明を行なったのち、市民会議のコーディネーターを務める行平真也さん(九州産業大学、臼杵市市政アドバイザー)の進行のもと、参加者から自己紹介とそれぞれがいいと思っている再活用案を1人ずつ発表していただきました。
その後、5つの班に分かれて行なったグループディスカッションでは、
(1) 関心のある再活用案は?
(2) 再活用を検討するうえで重視すべきポイントは何か?
というテーマで、それぞれの意見を出し合いながら、参加者同士で意見交換を行いました。
その後行なった班ごとの発表や参加者から寄せられた意見によると、
再活用にあたっては「安定して経営・運営され続けること(持続可能性)」を重視すべき視点として挙げる声が最も多く、広大な敷地内を一括して利用することの難しさや、人口減少・少子高齢化といった現実や将来を見越したうえでの検討、国道10号からの進入路や誘導など周辺環境・ハード面の課題も挙げられました。
市からの説明資料はこちら→第1回資料[PDF:1.9MB]
グループディスカッションの内容をまとめた資料はこちら→第1回グループディスカッションまとめ[PDF:395KB]
再活用のあり方検討市民会議について
旧野津高校跡地の再活用に向け、臼杵市が作成する再活用の方針に、市民の幅広い意見を反映させることを目的に、「旧野津高校跡地再活用のあり方検討市民会議」を開催します。市民会議は、旧野津高校跡地の有効な再活用が実現されるよう、これまで市民等から寄せられた再活用のアイデアや実際に活用したいという企業や団体からの事業提案などをもとに市民同士で話し合っていただく場です。市の「再活用の方針」の作成に向け、それぞれの立場から忌憚のない意見を出していただきたいと考えています。
~構成~
市民会議は、以下の参加者をもって構成しています。
(1) 再活用事業に関連する様々な団体等からの推薦…14人
(2) 再活用事業に関心のある市民(一般公募)…9人
※(1)は、アンケート等によりいただいた活用案に関連する分野の団体等から推薦していただきました。
※(2)の市民とは、現在臼杵市に住んでいる方のほか、臼杵市への通勤・通学や、臼杵市で事業・活動を行っている方も含みます。(臼杵市まちづくり基本条例による)
~コーディネーター~
行平真也氏(九州産業大学講師、臼杵市市政アドバイザー、総務省地域力創造アドバイザー)
~日程/各回の内容・テーマ(予定)など~
(1) 2月4日(日) 10時~12時 / 取組の全体像、アンケート結果について
(2) 2月15日(木) 19時~21時 / 再活用にふさわしい事業について1
(3) 2月22日(木) 19時~21時 / 再活用にふさわしい事業について2
(4) 3月3日(日) 10時~12時 / ふりかえり、まとめ
~参加者の公募について~
※上記の通り、希望する臼杵市民の方はどなたでもご参加いただけます。
※会議の性質上、今後の再活用事業に直接利害関係を有する方などはお控えいただくようお願いします。
※4回の会議のうち出席できない回があってもかまいません。
※会議中、託児を希望される方は事前にお申し出ください。
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。(全体で20人程度)
※応募方法は下記のとおりです。
・オンラインでの申込・・・こちらから
・電話での申込・・・電話口で必要事項(*)をお伝えください。0972-63-1111(内線2116・2118)
(*)氏名、住所、電話番号、メールアドレス、参加予定の回、託児の有無
※応募締め切り:令和6年1月22日(月)
※参加者の応募は締め切りました。ありがとうございました。
~その他~
※市民会議はすべて公開で行います。(傍聴自由、報道機関含む)
お問合せ
PDFの閲覧にはAdobe Systems社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード