計画の趣旨

全国の自治体と同様に本市においても、少子高齢化や加速化する人口減少、市民ニーズの多様化さらには働き方改革に伴うワークライフバランスの実現や新型コロナウイルスに端を発する新しい生活様式の実践など社会情勢は目まぐるしく変化していますが、そのような中でも市民サービスのレベルを低下させることなく業務を維持するためには市政業務の効率化や簡素化が必須となっています。また、今後ますます市政運営が厳しくなることが予想されるため、人口減少の対策として移住定住施策など行っていますが減少に歯止めがきかない状況です。
行政手続についても押印の廃止など実施しているものの、市民から見ると手続を行うため来庁する必要があり何枚もの申請書に記名するなど課題は残っています。
さらに働き方改革関連法案による長時間勤務の上限設定や有給休暇取得の義務化される一方で多様化する市民ニーズ等に対応を求められています。
このような課題を踏まえ、本市は、DXを積極的に推進し、もっとも重要であるデジタル３原則の最初から最後まで一貫してデジタルで完結できる社会の構築を目指す「デジタルファースト」、一度出した情報は再提出不要となり、必要な書類はバックオフィスと連携する「ワンスオンリー」、民間サービスを含め１か所で手続が完了する「コネクテッドワンストップ」の早期の実現を目指し、市民生活の利便性向上等を目標にしています。
また、これまで進めてきた「快適で住み心地一番のまちづくり」の充実に加え、歴史的大転換期の変化に挑戦し「優しく力強い臼杵市」を築くため、デジタル社会の構築に向けた取組を迅速、かつ着実に進めるビジョンとして「臼杵市デジタルトランスフォーメーション推進計画」を策定しました。

計画の期間

令和4年度～令和6年度

計画書の本文

臼杵市DX推進計画[PDF：2.26MB]