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人と人との関わりが減る今~コミュニケーションの大切さを学ぶ~

公開日 2021年9月16日

更新日 2021年9月22日

 2020年1月、"演劇を通じた地域おこし"を目的に俳優養成学校「アクターズクリニック臼杵校」が開校しました。新型コロナウイルスの影響により多くのイベントが中止となる中、子どもたちに何かできないかと考えた同校講師を務める地域おこし協力隊の林佑太郎さんが、同年8月より市浜児童クラブにて活動を始め、今年8月で1年を迎えました。
 毎月1回程度開催されており、8月5日のレッスンでは、リズムゲームやポーズまわしなど、身体全体を使ってお互いの思いを伝え合うゲームが主で、とても楽しそうに身体を動かしていました。この日は園長先生も参加し、子どもたちとの時間をとても楽しそうに過ごしていました。

ボール回し
ボール回し
ボール回し説明
ボール回し説明
リズムゲーム
リズムゲーム
ポーズ回し
ポーズ回し
ナイフとフォーク
ナイフとフォーク
集合写真
集合写真(撮影の時のみマスクをはずしています)

子どもたちの感想

  • いろんな物や形になれて楽しかった(ナイフとフォーク)
  • 幸せだった
  • 初めてだったけど楽しかった
  • あなた私が楽しかった(言葉のキャッチボール)
  • ナイフとフォークが楽しかった

 安藤隆伸園長先生のコメント

写真1

この活動を通じて、自分自身も「自分を表現したい」と考えるようになり「伝えよう」という気持ちになりました。大人になるにつれて相手に"伝えること"の大切さを感じる機会が多くなりました。
 新型コロナウイルスの影響により「リモート○○」や「ソーシャルディスタンス」などの言葉が飛び交い、人とかかわる機会が減ってきています。そんな中、子どもたちには、このような機会を通して「人とかかわることの楽しさ」を忘れず、また「自分を表現する(伝える)大切さ」を学んでほしいという思いでいっぱいです。
 機会があれば、子どもたちの発表会も見てみたいです。その子どもたちの中から「俳優」「女優」になる子どもたちが出て、"演劇の町"になる日が来ることを楽しみにしています。

地域おこし協力隊 林佑太郎さんのコメント

写真2

2020年の春、東京から臼杵へ移住してきました。私がこの町に来た時にはすでに世界中がコロナウイルスに感染しており、臼杵にいても心が休まない日々が続いていました。移住後は、自然と歴史に溢れた臼杵の町や、伝統あるお祭りや行事を堪能するつもりでワクワクしていましたが、臼杵に来てからというもの「延期」や「中止」の連続で、1年半経った今でさえも、まだ臼杵のほんの一部分しか味わえていません。
 このような閉ざされた環境がしばらく続くと思うと、大人の私ですら精神的につらいものがあります。
 「では、子どもたちはどうなんだろう?きっと私以上につらい思いをしてるはず。盛んな児童期を閉塞的な環境で過ごしていたら、子どもたちの心は大丈夫なのだろうか?」
 この問いかけから、現在のコミュニケーションプログラムの活動を始めることになったのです。ありがたいことに8月で1年を迎えられましたが、この1年の間、毎回レッスン後にある同じことを感じています。それは、「コミュニケーションは人を元気にさせる」ということ。何気ない会話のやりとりが我々人間にとっていかに大事かが、子どもたちを見ているとよく伝わってきます。引き続き、子どもたちの今と未来のために、活動を続けていきます!
 もしご興味をお持ちいただけた関係者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、下記の連絡先までお問合せください。

連絡先:林 TEL:070-1296-1055

お問合せ

秘書・総合政策課
  • 臼杵市役所臼杵庁舎TEL:0972-63-1111(代表)
  • 臼杵市役所野津庁舎TEL:0974-32-2220(代表)

※直通のダイヤルインや通話料金、電話交換システムに関することは、お問合せページをご覧ください。

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