公開日 2019年2月12日
更新日 2019年2月28日
熱中症を予防しましょう
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。年齢や労働環境を問わず、熱中症予防が大切です。
例年、厳しい節電対策を求められていますが、節電を意識するあまり健康を害することのないよう、気温や湿度の高い日には過度の我慢をせず、適切なエアコン使用などにより暑さを避け、熱中症を予防しましょう。
暑さに備えた体作りをしましょう
熱中症は、梅雨の合間に突然気温が上がった日や、梅雨明け後の蒸し暑い日に起こります。このようなとき体はまだ暑さに慣れていないので熱中症が起こりやすいのです。暑い日が続くと、体が次第に暑さに慣れて(暑熱順化)暑さに強くなります。
暑熱順化は「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度の運動(ウォーキングなど)を継続することで獲得できます。日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけておけば、夏の暑さに対応しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。
熱中症の症状
重症度1
- めまい、立ちくらみがある
- 汗を拭いても拭いても出てくる
- 体がだるい(倦怠感、筋肉痛)
- 体がふるえる
- こむら返り
重症度2
- 頭ががんがんする(頭痛)
- 吐き気がする
- 体がだるい(倦怠感)
重症度3
- 呼びかけや刺激への反応がおかしい
- 体にガクガクとひきつけがある
- まっすぐ走れない、歩けない
熱中症の予防
- 体調を整える
睡眠不足や風邪気味など、体調の悪いときは炎天下の外出や運動は控えましょう。 - 服装に注意
通気性・吸湿性のよい涼しい服装にして、外出時には日傘や帽子で直射日光を避けましょう。 - こまめに水分補給
「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていることが多いので、のどが渇いたと感じる前に水分補給をしましょう。
特に、運動するときには、時間を決めて定期的に飲み物を飲むことが大切です。 - しっかり食事
暑くてもしっかり食事をとり、水分やビタミン、ミネラルを補給しましょう。 - 年齢も考慮に入れて
発育途中の子どもや、体力が衰え始めた高齢者は熱中症になりやすいので、特に予防を心がけましょう。
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