公開日 2019年2月15日
更新日 2019年2月28日
のぞいてみましょう
表玄関
丸毛家住宅には二つ並んで玄関がありますが、ここは入り口から入って右側の、お客用の玄関できちんと天井が張られています。
奥の障子窓から見える景色が上品です
内玄関
こちらは入って左側の家の人用の玄関です。表玄関とは違って天井が張られておらず、屋根まで吹き抜けになっています。上がり口には「ハレ」の日用の大きなかまどが据えられています。
手前の大きな釜でお茶葉を炒っていたそうです。
かまど
これは日常的に使うかまどです。薪の焚き足しが部屋から下りずにできるような造りになっています。臼杵市内の武家住宅では概ねこのような造りになっているようです。
かまどで炊いたご飯はサイコーです。
井戸
現在でも枯れることな水が沸いています(注)。手押しポンプは改修の際に取りつけました。
(注)=水はのんだり、手洗いなどには使えません。
昔懐かしい手押しポンプの井戸です。
縁側
丸毛家住宅の南側に面する「奥」空間の縁側です。日常の空間として冬暖かく、過ごしやすく造られています。また、丸毛家住宅では、各部屋の縁側がつなげられており、部屋と部屋を行き来しやすく、プライベートの観点からも良く造られています。
のんびりしたくなる場所です。
湯殿
写真に見えるタライにお湯を入れて、行水をしていたようです。風呂釜はありませんでした。
昔は、薪も水も貴重だったのですね。
風呂場
外の納屋を改修して造りました。とっても懐かしい五右衛門風呂です。薪で焚くので、体の芯から暖まります。風呂釜が鉄でできているため、熱くなるので底に板を敷いて入ります。
是非一度入ってみてください。
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