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絵馬

公開日 2019年2月7日

更新日 2019年2月28日

 
地域
その他
名称
絵馬(えま)
所在
 
備考
昭和58年1月調べ
説明
神社やお寺などへ出かけると、拝殿やお堂の中に掛けられている絵馬をよく見かけます。特に、年始や受験シーズンを迎えると拝殿やお堂の内外は、たくさんの奉納絵馬であふれることがあります。中でも年の始めなどは参拝者がその年一年間の家内安全や無病息災、商売繁盛、学業成就など、ありとあらゆる願い事を絵馬に託すこともあって、ひときわ目に付きます。絵馬奉納の歴史は古く、今からおよそ千二百年前の奈良時代にさかのぼります。当時は、馬というものが神の乗り物で、これに乗って降臨すると信じられていたことから、神事祈願、おもに降雨や止雨祈願に際し、はじめは生馬を献上していましたが、時代の移り変わりと経済的な面で、馬をそろえることができなくなると土製や木製の馬形、あるいは、板に書いた馬の絵をかわりに奉納したことにより絵馬が生まれました。
年中行事の折々に奉納されていた絵馬も、社会生活の多様化と深刻化の増した江戸時代に入ると、願いの内容にも大きな変化を生じ現世利益的な性格を持つようになります。現実の生活にいろいろな危機が訪れたとき、身近にある親しみのある神仏に、すぐ願掛けできるものとして、しかも、口の中で唱え、念じたりするよりも、その内容を強く訴えることができるものとして、絵馬奉納は人々の間で広く行われるようになりました。
市内の神社には、今日、馬の絵ばかりでなく、願掛けの内容によって、船や穀物、人物、動物など種々の絵馬が掛けられています。福良の天満宮では、受験期に入ると特に合格祈願の絵馬が増大します。
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  • 臼杵市役所野津庁舎TEL:0974-32-2220(代表)

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