公開日 2019年2月7日
更新日 2019年2月28日
- 地域
- その他
- 名称
- 亥の子(いのこ)
- 所在
- 備考
- 昭和53年10月調べ
- 説明
- 旧暦十月上の亥の日のことで、古来この日から火燵(こたつ)を開く習慣があったそうですし、西日本では収穫祭とも言われ、この日に田の神が去っていくと信じられていました。また、「亥の子の祝い」といって、この日の亥の刻に亥の子もちを食べると万病を除くとか、亥を猪(いのしし)のことにとり、猪が多産であることから子孫繁栄を祝うためとも言われています。
この日の夜、子どもたちはわら縄に石を結びつけたものや、わらを束ねて固めた棒で、門前の地を打ちながら厄(やく)除けの文句を唱えて各家々を回って歩くきます。
臼杵市でもこうした亥の子の行事が、市内の各地で行われていましたが、最近は指導する人もなくなり年々廃れてしまいました。
亥の子唄
ツーカイナ ツーカイナ 亥の子もちつかんもにゃ鬼生め 蛇生め 角生えた子を生め 大っきい子も こんめえ子も 杵とって投げて たなから タンヨムさんがたなから落ちて タンス踏み割り 猫んケツければ ナタで足切る無精な男 ヘンテイヘンテイ ユーテイ 一つやりましょう 大黒さんという人は 二でニッコリ笑うて 三でさかづきさし合うて 四ッ世の中よいように 五ッいつものごとくなり 六ッ無病息 災に 七ッ何ごとないように 八ッ屋敷を広めて 九ッここに蔵を建て 十ラッ京に上り 宝物をかちく だき あなたの蔵に ちょうどいっぱい ユーエイ