公開日 2022年2月4日
更新日 2022年2月4日
市民の皆様には、新型コロナウイルスの感染拡大防止に関し、様々な面でご不便をおかけしていますが、ご理解とご協力をいただき深く感謝申し上げます。
県内で初めてとなるまん延防止等重点措置の指定から9日が経過しましたが、県下全域をみても、未だ新規感染者数の増加は止まらず、収束の兆しは見えていません。臼杵市においても、1月14日以降、21日間連続して感染者が確認され、多い日には15名の陽性者が確認された日もあります。
これまでもお伝えしたとおり、オミクロン株は感染や発症のスピードが極めて速く、気付かないまま出勤や登校をしてしまい感染が拡大しています。
子どもや高齢者を守るためにも、第6波をできるだけ早く乗り切れるよう、市民の皆様に改めて対策の強化をお願いするものです。
一つ目は、「基本的感染対策の徹底」です。
オミクロン株対策においても、「常時の換気」と「マスクの適切な着用」、「密の回避」など基本的な感染対策が重要です。
マスク着用に関しては、感染防止効果の高い不織布マスクを使用し、鼻にしっかり密着させ、隙間ができないようにしてください。鼻を出したりすると感染防止効果がほとんど期待できませんので、ご注意ください。
また、マスクを正しく着用したうえで、1m以上の距離を取ることで、感染リスクをほぼゼロにすることができます。改めて効果的なマスクの着用とフィジカルディスタンスの確保をお願いします。
二つ目に、「感染対策短期集中期間」の取組みのお願いです。
来週、2月11日~13日までの間の3連休を、「感染対策短期集中期間」として県内全域の自治体と協力して対策強化の取組みを行います。期間中は、感染リスクの高い人混みを避け、感染予防に努めながら、ステイホームにより家族団らんを楽しむ期間としてご協力をお願いします。
三つ目に、「ワクチン接種」です。
本市では、3回目のワクチン接種を始めており、現在、一般高齢者から順に対象となる方へ順次接種券を発送し、予約を受付ています。
また、保育士や教職員等の、いわゆるエッセンシャルワーカーの方々に、国の基準の7か月を待たずに、6か月経過者を前倒しで接種しています。接種券に同封するチラシに予約方法等の詳細を記載していますので、接種を希望される方はご確認のうえ、予約を行ってください。
なお、ファイザー社、モデルナ社の異なる種類のワクチンを打つ交互接種でも予防効果に違いはありません。3回目の追加接種により発症予防効果が高まることが報告されていますので、接種券が届きましたらワクチン接種についてご検討ください。
以上、市民の皆様に改めて対策強化等のお願いです。
引き続き、大変ご不便をおかけしますが、この流行を一日も早く収束させるため、どうかご理解・ご協力をお願いします。
令和4年2月4日
臼杵市長 中野五郎