公開日 2021年1月5日
更新日 2021年10月21日
本日1月5日、市内で3名の新型コロナウイルスの感染者が確認され、これまでの感染者数は累計で14名となりました。
何よりもまず療養中の皆さまの早期回復をお祈りいたします。
昨年11月中旬より、県内においても「第3波」といえる感染者の拡大が広がり、本市においても感染者が複数名確認されてきました。感染者の増加の要因としては、全国的に見ても不要不急の外出や感染予防対策が十分に行われていない飲食店での会食などが挙げられています。特に飲酒を伴う大人数の会食等においては、マスクをはずしての会話では飛沫が飛び、感染リスクが高くなりますので、実施に当たっては感染予防に注意するとともに、しばらくの間は自粛を含めた検討もお願いいたします。
また、市内で感染者が確認された際には、噂や事実に基づかない誤った情報が拡散され、様々なところでいわれのない差別をうみだす場合があります。新型コロナウイルス感染症は誰もが感染する可能性があります。感染された方を特定しようとすることやSNS上での誹謗中傷など、差別につながるような人権侵害は決してあってはなりません。市民の皆さまにおかれましては、人権侵害につながることのないよう、どうか冷静な判断と行動をお願いします。
これまでも重ねてお願いしてまいりましたが、ご自身や家族、友人、職場、学校などを守るためにも、引き続きマスクの着用、手洗い・手指消毒の励行、身体的距離の確保、3密の回避など、基本的な感染予防対策の徹底と「新しい生活様式」の実践をよろしくお願いします。
新型コロナウイルスは、気温18度未満、湿度40%未満になると感染リスクが高くなると言われておりますので、室内の定期的な換気、適度な保温、保湿にも十分留意していただくようお願いします。
なお、市内において周囲への感染拡大や感染症の重症化を予防するために、発熱や風邪症状等がある場合は、まず速やかに「かかりつけ医など身近な医療機関」に電話で相談してください。診療時間外やどこの医療機関に相談してよいか分からないときは「受診相談センター(097-506-2755)」へお問合せください。
本市では、これからも市民の皆さまへの正確な情報提供と感染予防の注意喚起に努め、県や医療機関と連携しながら、感染拡大の防止に向けて取り組んでまいります。
令和3年1月5日
臼杵市長 中野 五郎