11月29日、臼杵市で2名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。3月に1例目が確認されて以降、累計で5例となっています。
　県内では11月16日以降14日間連続で新規陽性者が確認され、県は28日に、感染状況の評価をステージ2（感染者と重症者が徐々に増加し、医療への負荷が蓄積しつつある状態）に引き上げ、予断を許さない状況です。

　市民の皆さまにおかれましては、今一度、マスクの着用、こまめな手洗いや消毒、咳エチケットなどに加え、人と接する場合には、フィジカルディスタンス（物理的距離）を確保し、3つの密（換気の悪い密閉空間、多くの人が集まる密集場所、近距離での会話や発声をする密接場面）が重ならないように十分に注意するなど「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、感染リスクが高まる「5つの場面（懇親会・飲食・会話・共同生活・切り替わり）」や出張等がある場合には一層の感染防止対策を心がけるようお願いいたします。

　発熱や風邪症状がある場合には、仕事や学校を休み外出を控え、医療機関を受診する際は、まずは、かかりつけ医など身近な医療機関に電話で相談をしてください。

　さらに、噂や事実に基づかない誤った情報が拡散されることがありますので十分ご注意いただき、人権侵害につながらないよう、どうか落ち着いて冷静な行動をお願いします。

　市では、これからも市民の皆さまへの情報提供と注意喚起を適宜行い、県・関係機関と連携しながら感染拡大の防止に努めてまいります。
　今後とも市民の皆さまの感染拡大の防止に向けたご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年11月30日
臼杵市長　中野　五郎