公開日 2018年5月8日
更新日 2019年2月28日
沖縄県などで麻しんが発生しています。
流行地域・国から帰ってきた方へのお願い
- 旅行から帰ったら、2~3週間程度は健康状態に注意しましょう。
- 発熱等の症状が出た場合には、あらかじめ、医療機関に「麻しんかもしれない」ことを電話で連絡をしてから公共交通機関を利用せずに受診するようにしてください
- 麻しん予防のためにはワクチン接種が有効ですので、未接種の方は予防接種をお早めにご検討ください。
- 6~12か月児や2度のワクチン接種がない妊婦は流行地域への旅行延期をご検討ください。
麻しん(はしか)とは?
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、感染力が極めて強く、空気感染、飛沫(くしゃみ等のしぶき)感染、接触感染など様々な感染経路によって感染します。時には脳炎や肺炎、中耳炎等を合併し、重症化することもあります。
潜伏機関
10~12日間
症状
- 初めの2~3日は、熱(38度程度)、咳、鼻水、結膜充血などの症状がでます。(カタル期)
- いったん熱が下がり、再び高熱(39度以上)が出て、顔を中心に発疹が始まり全身に広がります。
- 発疹が出て4~5日で熱は下がります。
治療
特別な治療方法はなく、症状を軽快する治療(対処療法)を行います。合併症があれば、それに応じた治療を行います
感染性
麻しんの初期症状(風邪様症状)の時期は感染力が強いです。感染性があるのは、解熱後3日間までです。※学校保健安全法では、出席停止の期間を「(2回目の)解熱後、3日を経過するまで」としています。
全身の発疹を伴う発熱の場合は、医療機関に連絡し、症状を伝えてから、指示に従い受診してください。
※予防接種法に基づく定期予防接種の対象の方は、必ずワクチンの接種を受けましょう。
※麻しんに罹ったことがなく、麻しんワクチンの接種が1回もしくは受けたことがない方は、麻しんに感染する可能性がありますので成人でも注意が必要です。
役立つホームページ
- 大分県ホームページ
http://www.pref.oita.jp/soshiki/12210/masin-hasika.html - 厚生労働省『麻しんについて』
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html - 国立感染症研究所『麻しんQ&A』
https://www.niid.go.jp/niid/ja/measles-qa.html - 厚生労働省検疫所『麻しん-FORTH』
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name62.html
お問合せ
子ども子育て課(ちあぽーと)