臼杵市の中学卒業生の行き場がなくなる
〜県の高校再編計画はあまりにも臼杵市に苛酷〜
平成20年5月7日
幸夢員(こうむいん)通信 〜フロム市長トゥ臼杵市幸夢員〜 No.107
県の後期高校再編プランの中間まとめが4月30日に発表されました。これまで
臼杵商業高校、海洋科学高校、野津高校の存続を個別に県に要望を続け、4月24日
には「臼杵商業高校と野津高校を野津高校の校地に統合してほしい」との最終的要望
を臼杵市、臼杵市議会、「臼杵市の人材育成を考える会」の三者連名で申し入れたところでした。
野津高校廃校、臼杵商業は津久見市へ、海洋科学高校は津久見高校分校に
今回の「中間まとめ」は、臼杵市関係については1月に発表されていた「素案」どおり、
野津高校は廃校し大分南高校に福祉系学科を新設、臼杵商業高校は移転か廃止かはっきり
しませんが、臼杵市内からは撤去し津久見高校に商業科を作る、臼杵高校は普通科進学拠
点校として残るというものです。
臼杵市の今春の中学卒業生は400人
今年春臼杵市内の中学校を卒業した生徒数は400人でした。このうち、臼杵高校(定数200)へ
111人、臼杵商業高校(定数80)に61人、海洋科学高校(定数80)に24人、野津高校(定数80)に
19人、市外公立高校に134人、私立高校に29人進学しました。
臼杵市内中学卒業生の行き場がなくなる
今春の進学状況で言えば臼杵商業高校と野津高校の80人は、市内に進学できなくなります。海
洋科学高校は食品製造科が廃止されますので市内からの進学者は皆無に近いものになるでしょう。
普通科は全県一区となってどこからでも入れることになりました。JRの駅に近い進学拠点校である臼
杵高校は市外からの入学者がますます増えることになるでしょう。臼杵市の中学卒業生のうち市内に
残れるのは臼杵高校に進む約110人程度だけになってしまいます。
このままでは、臼杵の子どもたちは市外へ追いやられる
市内の中学を卒業する生徒数は平成21年3月は346人、22年413人、23年339人、24年330人、
25年360人、26年374人、・・・と大体360人程度で推移することが見込まれています。したがって中
学卒業生のうちの70%に当たる約250名は市内に進学できないことになってしまいます。