勇気を奮って花火大会を中止

フロム市長 トゥ市職員     bT89
                             2003.5.28

 


毎年夏の風物詩として親しまれてきた大分合同新聞市民納涼花火大会を今年から中止することに決めました。長年にわたり定着してきた花火大会だけに市民のみなさんからお叱りを受けることでしょうが、覚悟の上で中止を決めました。職員みなさんも事情を納得の上、市民みなさんに説明の方よろしくお願いします。

 

梅雨明けをつげる県下トップの花火大会

 臼杵市の花火大会は時期的には県下では日田市の川開き花火大会についで早い7月中旬に開催されてきました。大分合同新聞社が後援する花火大会のトップを飾る「花火シーズンの到来を告げる花火大会」として昭和27年から定着していました。

 

一度中断していた花火大会を昭和55年に復活

 臼杵市の花火大会はかつては住吉祭りの一環として行われていました。場所も松島神社の西側(大橋寺側)から打ち上げられていたことを記憶しています。この花火大会は昭和49年以来中止されていましたが、関係者の奔走により昭和55年に大分合同新聞社の花火大会の一つとして昨年までのような大きな大会として復活したものです。

 

昨年は約1000万円の経費を寄付金で

 昨年の花火大会には約1000万円のお金がかかりました。約1000万円の経費は寄付金でまかなわれました。寄付金を集めるのは観光情報協会と市役所の仕事となっており、関係職員の苦労は大変なものがありました。

 

癒着の温床になってはいけない

 花火大会の中でも臼杵市の場合は市役所が寄付金を募る特殊なケースの様です。臼杵市は観光都市でもなく、企業城下町でもないため、観光情報協会独自の力で1000万円捻出することはできません。そのため、市が声をかけてお金を集めることになり、市の発注に関係する事業者にお願いして寄付を集めてきました。

 かつては不思議に思われなかった行為も今では市の発注企業と市の癒着を生みかねない手法となりました。

 

「うすき竹宵」「臼杵城址桜まつり」を守るために

 臼杵市の大きな行事としては「臼杵祇園祭り」「石仏火まつり」「臼杵城址桜まつり」「うすき竹宵」があります。経済状況に大きな変化が見える昨今、市財政と市民の負担軽減を考えるとどうしても花火大会を中止せざるをえませんでした。うすき竹宵は実行委員会を中心に最大限の自助努力と最小限の補助金で行われる事になると思います。

 

大分合同新聞社にもお詫びして

 花火大会復活にあたっては大分合同新聞社に無理なお願いをし、毎年好意的に後援していただいたという経緯もありますので、同社にも事情を説明して深くお詫びしました。