企画展示「大砲と十字架~宗麟・臼杵・キリシタン文化~」

公開日 2017年8月24日

 第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会プレイベント
「大砲と十字架~宗麟・臼杵・キリシタ文化~」 
 展示期間 9月6日(水)~11月27日(月)

 豊後国の戦国大名・大友宗麟は、中国や東南アジアといった海外との貿易を積極的に行い、フランシスコ・ザビエルを招いてキリスト教の布教を認めました。キリスト教信仰を受け入れた宗麟にとって、布教活動を行うイエズス会の存在は、精神的な救済をもたらす「宗教者」であると同時に、大砲や銃といった武器や弾薬を提供する「軍事支援者」でもありました。天正6年(1578)11月、薩摩島津氏との日向高城合戦に大敗し、重大な権力的危機を迎えると、宗麟は自らの洗礼名を用いたローマ印字の使用を始め、キリスト教信仰への傾倒を強めていきます。宗麟とイエズス会の関係緊密化は、豊後国内への布教をより活発化させ、さらなるキリスト教信者の創出につながっていきました。しかしそのことは、大友氏の豊後国支配が終焉し、江戸時代以降の厳しい禁教の時代を迎える中で、キリスト教信仰に生きた人々に、極めて過酷な運命を背負わせることにもなっていったのです。
 本企画展では、臼杵を舞台とした大友宗麟とキリスト教信仰やイエズス会との関わり、下藤地区キリシタン墓地などの遺跡や遺物からみるキリシタン文化の受容と広がり、臼杵藩政資料からみる禁教政策の展開とその実態などについて紹介します。

阿久根砲  異国之図
   画像上  鹿児島県指定有形文化財「阿久根砲」(鹿児島県阿久根市所蔵)
   画像下 「異国之図」(寛永14~17年(1637~40)、117㎝×142㎝、臼杵市所蔵)

「大砲と十字架~宗麟・臼杵・キリシタ文化~」チラシ[PDF:2MB]

ギャラリートークのお知らせ

 開催日
  9月24日(日)
  10月22日(日)
  11月19日(日)
  *いずれも10:30~(1時間程度) 資料館職員による展示資料の解説を行います。

「旅する領知朱印状~あなたの知らない朱印改めの世界~」(11月27日(月)まで)

  江戸時代、将軍が大名の領地を確定するために出した領知朱印状。大名にとっては地域支配を保証する「お墨付き」となった領知朱印状は、将軍の代替わりに行われる「朱印改め」(=改訂作業)に際して、どのように扱われたのか。その様子をご紹介します。

【お問い合わせ】 臼杵市歴史資料館 TEL:0972-62-2882

 

お問合せ

文化・文化財課
電話:(0972)86-2725

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